2016年10月イスラエルその2

 ようやく札幌にも夏がやってきた。そんな日々の続く中。緊急事態宣言で忍耐を強いられている札幌ですが、あと2日で宣言が解除されて蔓延防止対策に変更です(今日は6月18日金曜日。シャバット 前)

前回の投稿から2週間以上経ってます。。

今日は2016年10月のイスラエルでの演奏を主にブログを書き進めようと思います。

先のブログにも書いたかと思いますが、

この年、2月にイスラエルへ行き、7月にはサハリン。その後、NPO法人として2度目のコンサートを開館したばかりの真新しい豊平館で行い、とてもこの10月にイスラエルに行くことなど考えてもいませんでした。でも、イスラエルの友人から「来て」メール。。どうやら彼女は5年間のイスラエル生活(通算では7年?8年?でしょうか)に終止符??をうち、日本へ帰ってくるらしいのでした。彼女の家にはすでに2台目の琴が置かれていてほぼ永遠に(笑 イスラエルで琴を弾き続けるであろうと思っていた私には衝撃的なことでした。彼女なしにはイスラエルで琴巡業することは考えられませんでしたから。。

で、行くことを決め、私たちは本当に琴巡業をやったのでした。

10月18日〜10月31日まで14日間に計15回の演奏。その間にもちろん彼女が用意してくれたいろいろなお楽しみがあって濃いイスラエルでした。

今日は琴巡業に焦点当てて。

まず、愛するボランティア先BFPで。朝の仕事前には必ず皆でデボーションしますがその時の演奏です。









そして友人宅で行われた日本人集会でも演奏。この時、ちょうど韓国からいらしていた方々が
参加されていて聞いていただきました。

偶然というか、必然?以前「荒野ツアー」でご一緒した先生とお会いしました。そして、ここに参加していたコンテンポラリーダンサーのYちゃんとの出会いはこの後の琴、ダンス、ハープのコラボへと繋がるのでした。




次々と用意されていた中で次はここ。
IDFの兵士たちが乗るというバス停でも。
ハティクバを演奏した時には女性たちが立ち上がって歌ってくれました。


そのあとは消防署にも伺いました。この日は3人の方達がお当番?で消防署の外で聞いてくれました。風が吹いてきて楽譜が飛びそうになった時には手で押さえてくれる優しい団員。この演奏の後には消防車の中にも案内してくれたのでした。

まだまだ琴巡業は続きます。数年前から演奏させて
いただいているナーシングホームと障害者の方々の施設にも
行ったでした。

写真が前後してしまいましたが、施設と
ナーシングホーム。ナーシングホームではすっかり顔なじみになってサラさんが演奏の手配をしてくれてます。





こちらが消防署です。消防署の方々、本当に優しかったです。
そして次は?
懐かしの祈りの塔です。日本人集会で知り合いになったダンサーのYちゃん。そしてこの時、祈りの塔で主催されていた「祈りの祭典」という集会で働くために来ていたKちゃんとのコラボが始まります。
Kちゃんのハープはすごい!!何も打ち合わせしなくても私の琴に合わせてくれました。とても素晴らしい音色。お琴とハープってピッタリ合いますね。そしてYちゃんのダンス。どこからか降ってくるのかな〜。突然踊り出します。

プロムナードでのコラボ演奏は昼と夜の2回。
昼はとてもいい天気でした。いつもここからエルサレム旧市街を見ていたこの場所(日本ではイスラエルのニュースは必ずと言っていいほどこの場所からですね。)で琴を弾くことができるなんて、本当に友人に感謝です。
夜は昼間の天気とは打って変わって雨!!もしかしたらこの秋初めての雨だったかもしれません。友人たちと車で向かう途中から雨が降り始め、もしかしたら演奏は無理かもしれないというほど大降りになってきました。
でも、用意し始めようとすると雨が止んで!!「降ってきたら琴はしまいます!」と言い切って演奏始めました。「六段の調べ」と「黄金のエルサレム」2曲とも本当にこの場所にふさわしい曲!!「黄金のエルサレム」後もう少しというところで雨、降ってきました。友人たちが慌てて撤収!!しようとする中、諦めきれず最後まで弾きました。
「美樹子、雨降ったらすぐに琴をしまうって言ったよね」と友人。「へへへ」と私。家に帰って琴にドライヤーかけまくりました。。

少し続いた演奏のあとはネタニヤへ小旅行。そこに杉原千畝記念館があるということで琴を積んでのドライブです。
でも、記念館はシャバット (安息日)で着いた時には閉まっていました。残念!!でも今度は必ず!ね。
そして、
エルサレムに戻る前にラマトガンに立ち寄りました。イスラエルに住む日本人たちの集会(ランチパーティ?)が行われていたのです。ここでもお琴を弾こう!という友人。
たくさん集まっていました。みんなの手料理がとっても美味しくてついお琴はいいか。。なんていう私に「何言ってるのよ」と友人。準備して弾き始めるとイスラエル男性が自分のフェイスブックで「ライブ流すよ」と動画を撮り始めてくれました。楽しい時でした。

最後はクネセットで働くシリーさんのお宅でのコンサート。ここでの演奏は2012年に引き続き、2回目です。
前は夏でガーデンコンサートでしたが、今回は家の中に準備してくださいました。美味しいお寿司も用意されていました。
この時イスラエルに住んでいたK夫妻も参加してくれてMちゃんが太鼓叩いてくれるということでマイムマイムも演奏してしまいました。
突然連絡したのにも関わらず、シリーさんはクネセットで待っていくれました、そこで簡単に打ち合わせしてのコンサート。
たくさんイスラエルの人々を呼んでくれました。「六段の調べ」「マイムマイムなど数曲演奏。ナーシングホームでホロコーストサバイバーの方々に琴の音色をお届けするのが一番嬉しいのですが、こうして今のイスラエルを生きるイスラエルの人々に琴の音色をお届けするのも本当に嬉しいです。


最後に記念撮影もして楽しい嬉しい夜は過ぎました。
これが帰国前の夜。あっという間の2週間のイスラエル。こんな演奏ができたのは神様とそのご意志を受け止めて用意してくれた友人のおかげです。この感謝な琴巡業は2018年のイスラエルとドイツ、そして2019年11月に引き継がれます。
次はこの2016年に行った場所を書きますね。



















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